ニューヨーク・タイムスのハッカー問題

去年10月、ニューヨーク・タイムスが温家宝一族の蓄財について大変興味深い記事を掲載した事に関しては、このサイトでも触れました。当時ニューヨーク・タイムスは、中国での電子出版を始めたばかりだったのですが、中国政府は中国からのアクセスをブロックしてしまいました。

実はその頃からニューヨーク・タイムスのコンピューターは外部からの攻撃を受けていたらしく、最近ようやくその攻撃を排除することに成功したという発表が昨日ありました。攻撃は中国の軍部が仕掛けたものらしいのですが、中国政府は否定しているようです。詳しい手口やその被害の程度に関しては記事を読んで下さい。

記事でも触れていますが、これを読んで2008年に立て続けにイランで起ったコンピューターの誤差による核ミサイルシステムの自己崩壊を思い出しました。これはイスラエルとアメリカの政府が協力して行ったサイバー攻撃だと言われています。このイスラエルのイランに対するスタックスネット攻撃に関しては、60ミニッツのレポートをリンクします。日本語でのスタックスネットの説明はウィキにあります。

2008年以降、国によるサイバー攻撃は劇的に増えており、今後さらに増加する見通しだそうです。

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